【初心者向け】マンションと戸建てはどっちを買う?|価格・維持費・資産性の違いと買う前のチェックを解説

結論

マンションと戸建ては、「どちらが得」と決まっていません。買う値段だけでなく、買ったあとに払い続けるお金と、将来の出口まで、比べて選びましょう。

家を買うときに、必ず迷う「マンションか、戸建てか」。この記事では、価格・維持費・資産性・暮らしやすさの4つの面から、違いを整理します。最後に、買う前のチェックポイントもまとめます。

みみちゃんのひとこと

マンションか戸建てかは、人によって正解が違うよね(*’ω’*)
「安いから」だけで決めずに、買ったあとのことまで考えて選ぼうね!

ご注意:この記事は、2026年10月31日時点で公表されている情報をもとにした一般的な内容です。物件や地域によって、結果は大きく変わります。特定の物件や選択をすすめるものではなく、判断は、ご自身の責任で行ってください。

STEP1:買うときの価格は?

同じ立地で比べると、一戸建てのほうが高くなりがちと言われます。ただし、新築か中古か、地域によって、変わります。

新築マンション約5,033万円建売住宅約3,915万円中古マンション約3,392万円中古一戸建て約3,163万円

首都圏の平均購入価格(2019年度の調査)

  • 新築マンション:首都圏で約5,033万円と、最も高い水準です。
  • 中古マンションと中古一戸建て:約3,392万円と約3,163万円で、近い水準です。

※ 数字は、住宅金融支援機構「2019年度フラット35利用者調査」(リクルート「スゴい住宅ローン探し」の記事で紹介、2020年10月公開)です。古い調査なので、現在の相場とは異なる可能性があります。最新の相場は、不動産会社や、公的な統計で確認してください。

STEP2:買ったあとの、維持費

ここが、いちばん見落としやすい部分です。

マンション

毎月、管理費と修繕積立金を払う。駐車場も、一般的には、別料金がかかる。

戸建て

管理費や、修繕積立金は、かからない。そのかわり、屋根や外壁などの修繕を、自分で準備する必要がある。

マンションの数字を見てみましょう。

項目金額の目安
修繕積立金(全国平均・1戸あたり)月13,054円(令和5年度)
首都圏の中古マンション:管理費月12,321円(2021年)
首都圏の中古マンション:修繕積立金月11,164円(2021年)
首都圏の中古マンション:合計年約28.2万円

※ 全国平均の修繕積立金は、国土交通省「令和5年度マンション総合調査」です。首都圏の中古マンションの数字は、東日本不動産流通機構の2021年のデータで、ファイナンシャルフィールドの記事(2023年配信、2025年更新)に掲載されています。

月約2.3万円(管理費と積立金の合計)を、30年払い続けると、約845万円です。しかも、修繕積立金は、築年数とともに、上がることがあるので、将来の増額も、見込んでおきましょう。

一方、戸建ては、修繕費が「見えにくい」だけで、かからないわけではありません。屋根や、外壁、給排水設備などは、数年〜十数年おきに、数十万〜数百万円かかることがあります。たとえば、毎月2万円を、自分で積み立てると、30年で720万円です(仮の例)。

みみちゃんのひとこと

戸建ては「管理費がかからない」って聞くと得に見えるけど、修繕は自分で用意するんだよね(´・ω・`)
どっちも「払うタイミング」が違うだけなんだよ。

STEP3:資産性は、どう違う?

将来、売ったり、貸したりするときの、価値の残り方も、違いがあります。

  • 戸建て:土地が、自分のものとして残ります。建物は、古くなると価値が下がりやすく、国土交通省の分析では、木造の一戸建ては、築20年で新築時の約15%まで下がるとされています。
  • マンション:建物の価値は、比較的ゆるやかに下がります。同じ分析では、築20年で、新築時の約60%です。ただし、土地は、戸数で分けた「持ち分」になります。

法定耐用年数は、鉄骨鉄筋コンクリート造で47年、木造で22年です(国税庁)。ただ、これは、税金の計算のための年数で、「住める年数」ではありません。

※ 築年数と価値の割合は、リクルート「スゴい住宅ローン探し」の記事(2020年10月公開)で紹介された、国土交通省の分析です。耐用年数は、国税庁の「主な減価償却資産の耐用年数」です。実際の価格は、立地や、管理状態で、大きく変わります。

資産性は、立地と管理状態で大きく変わります。「マンションだから」「戸建てだから」と、一概には言えません。

STEP4:暮らしやすさの違い

項目一戸建てマンション
管理・修繕自分で行う管理組合が、管理会社に委託
騒音少ない多い
駐車場スペースがあれば、かからない一般的には、かかる
リフォーム自由度が高い規約で制限される
共用施設ないあれば、使える
庭持てる少ない

※ 比較の項目は、リクルート「スゴい住宅ローン探し」の記事(2020年10月公開)を参考にした、一般的な傾向です。

STEP5:どんな人に向いている?

マンションが向きやすい人

駅近や、都市部の利便性を重視したい。管理の手間を、減らしたい。

戸建てが向きやすい人

間取りや、庭の自由度がほしい。ペットや、車を、気にせず暮らしたい。

迷ったら、予算・通勤・家族の人数・10年後の暮らしの4つで、考えてみましょう。

STEP6:買う前の、チェックポイント

  1. 維持費を、ふくめた総額で比べる。購入価格だけでなく、管理費、修繕費、税金を足して、考えます。
  2. マンションなら、管理状態を確認する。長期修繕計画や、修繕積立金の残高、管理組合の運営などを見ます。
  3. 戸建てなら、建物の状態を調べる。ホームインスペクション(住宅診断)や、ハザードマップの確認が、役に立ちます。
  4. ローンの返済計画を立てる。金利が上がった場合も、払えるかを、確認します。
  5. 複数の物件と、複数の会社を比べる。相見積もりで、条件を比べましょう。
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よくある質問

結局、どっちが得ですか?

立地、予算、暮らし方で変わります。価格だけでなく、維持費や、将来の売りやすさも、あわせて比べましょう。

マンションの修繕積立金は、上がりますか?

築年数とともに、上がることがあります。国土交通省の調査でも、平均額は、平成11年度の月7,378円から、令和5年度の月13,054円まで、上がっています。購入前に、長期修繕計画を確認しましょう。

戸建ての修繕費は、どのくらいかかりますか?

数年に1度、1回あたり、数十万〜数百万円かかることがあります。築年数や、建物の状態で変わるので、購入前の建物診断が役に立ちます。

老後は、どちらが暮らしやすいですか?

階段のある戸建てより、エレベーターのあるマンションが楽な場合もあります。一方、庭や、広さを求める人には、戸建てが合います。将来の暮らしも、想像して選びましょう。

まとめ:総額と将来まで、見て選ぶ

  • 価格だけで決めない同じ立地では、戸建てのほうが高くなりがちです。
  • 維持費は、どちらにもかかるマンションは毎月、戸建ては、自分で積み立てて用意します。
  • 資産性は、立地と管理状態で変わる「マンションだから」「戸建てだから」とは、言えません。
  • 買う前に、状態を確認するマンションは管理状態、戸建ては建物診断が、大切です。
  • 自分の暮らしに合わせて選ぶ予算、通勤、家族、10年後を、考えましょう。
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参考:リクルート「マンションと一戸建てのそれぞれのメリットは?」/国土交通省 令和5年度マンション総合調査/ファイナンシャルフィールド「マンション・戸建てはどちらを購入するべき?」(2026年10月31日確認)

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