新NISAの口座は、「いつも使うポイントに合わせて選ぶ」のがいちばん失敗しにくい選び方です。
主要なネット証券は、売買手数料が無料で、商品数にも大きな差はありません。そのため、決め手になるのは、クレカ積立で貯まるポイントと、自分の生活とのなじみやすさです。この記事では、初心者向けに5社を紹介します。
おすすめ5社の比較
| 順位 | 証券会社 | つみたて投資枠 | 外国株の対象国 | クレカ積立(目安) | こんな人に |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | SBI証券 ↓ | 303本 | 9カ国 | 三井住友カード(Vポイント) | 商品の選択肢を広く |
| 2位 | 楽天証券 ↓ | 299本 | 6カ国 | 楽天カード 0.5〜2.0% | 楽天ポイントを使う人 |
| 3位 | マネックス証券 ↓ | 291本 | 2カ国 | マネックスカード/dカード | dポイント・高機能アプリ |
| 4位 | 三菱UFJ eスマート証券 ↓ | 281本 | 1カ国 | au PAYカード/三菱UFJカード | auや三菱UFJ銀行の人 |
| 5位 | 松井証券 ↓ | 292本 | 1カ国 | JCBカード | 相談したい初心者 |
※ 2026年10月ごろの比較サイトの情報をもとにした目安です。本数や還元率は変わることがあります。最新の内容は、各社の公式サイトで確認してください。
そもそも、新NISAとは?
NISAは、投資で得た利益(売ったときの利益や配当など)に、税金がかからなくなる制度です。通常は利益に約20%の税金がかかるので、その分をまるごと受け取れます。
※ 生涯の非課税枠のうち、成長投資枠は1,200万円までです。非課税で保有できる期間に、期限はありません。制度の内容は変わることがあるため、最新の情報は金融庁や各社の公式サイトで確認してください。
証券会社を選ぶ3つのポイント
- 1貯めているポイントに合わせる楽天ポイント、Vポイント、dポイント、Pontaポイントなど、普段使うポイントと同じものが貯まる会社だと、ムダがありません。
- 2クレカ積立の条件を見る還元率は、カードの種類や利用額で変わります。「最大」の数字ではなく、自分が使うカードでいくらになるかを見ましょう。
- 3商品数より、買いたい商品があるか人気のインデックスファンドは、主要なネット証券なら取り扱っていることが多いです。買いたい商品を決めてから、その会社で買えるかを確認しましょう。
ランキング1位〜5位の紹介
SBI証券
総合力で選ぶなら
投資信託の本数が多く、外国株の対象国も多いので、選べる商品の幅が広い証券会社です。三井住友カードでのクレカ積立で、Vポイントが貯まります。
こんな人に:商品の選択肢を広くしたい人/三井住友カードやVポイントを使っている人
いいところ
- 国内株・米国株の売買手数料が無料
- つみたて・成長ともに、投信の本数が多い
- 外国株の対象国が9カ国と多く、将来、個別株に広げやすい
- 三井住友カードでのクレカ積立で、Vポイントが貯まる
注意点
- クレカ積立のポイント還元は、カードの種類や前年の利用額で変わる
- 国内株と外国株で、アプリが分かれている
楽天証券
楽天ポイントを使う人に
楽天カードでのクレカ積立で楽天ポイントが貯まり、楽天キャッシュでの積立もできます。楽天市場や楽天モバイルなど、楽天のサービスをよく使う人は、ポイントをまとめやすいです。
こんな人に:楽天ポイントを貯めている人/楽天カードを持っている人
いいところ
- 100円から少額で積み立てられる
- クレカ積立(楽天カード)と、楽天キャッシュ積立を併用できる
- 楽天銀行と連携すると、金利の優遇がある(条件あり)
- マイページの操作性に、定評がある
注意点
- 還元率は、楽天カードの種類(一般・ゴールド・プレミアムなど)で変わる
- 楽天キャッシュ積立の還元率は、クレカ積立より低い
マネックス証券
dポイントも選べる
マネックスカードやdカードでのクレカ積立ができ、貯まるポイントも選べます。投資初心者向けの情報も多く、dポイントを貯めている人に向いています。
こんな人に:dポイントを貯めている人/高機能なアプリを使いたい人
いいところ
- マネックスカードの還元率は最大1.1%と、比較的高い
- dカードでの積立で、dポイントが貯まる
- 高機能なアプリやツールを、無料で使える
- 投信を持っていると、ポイントが貯まる(条件あり)
注意点
- dカードの還元率は、毎月の利用額の区分ごとに変わり、積立額が増えると一部の還元率が下がる
- 外国株の対象国は、米国と中国の2カ国
三菱UFJ eスマート証券
au・三菱UFJ銀行の人に
au PAYカードでPontaポイント、三菱UFJカードでグローバルポイントが貯まります。auのサービスや三菱UFJ銀行をよく使う人は、まとめて管理しやすいです。
こんな人に:auのサービスをよく使う人/三菱UFJ銀行を使っている人
いいところ
- au PAYカードでの積立で、Pontaポイントが貯まる
- 三菱UFJカードでの積立にも対応している
- 新NISA口座での国内株・米国株などの取引手数料が、無料と案内されている
- クレカ積立は、100円〜10万円の範囲で設定できる
注意点
- 高い還元率は、カードの種類や年間の利用額など、条件が厳しいことがある
- au PAYカードと三菱UFJカードは、併用できない
松井証券
相談したい初心者に
全商品の売買手数料が無料で、電話での相談もできるので、操作に不安がある初心者にも安心感があります。投信の残高に応じて、ポイントが貯まる仕組みもあります。
こんな人に:電話で相談しながら始めたい人/JCBカードを使っている人
いいところ
- 日本株・米国株・投信の売買手数料が無料
- 電話やチャットで相談でき、画面共有にも対応している
- 投信を持っているだけで、残高に応じてポイントが貯まる
- クレカ積立は2025年に始まり、JCBカードで積み立てられる
注意点
- 外国株の対象国は、米国のみ
- クレカ積立の還元率は、カードの種類で変わる(一般カードは低め)
口座を開いてから、積立を始めるまで
- 証券会社を選んで、申し込む。スマホから、10分ほどで申し込めることが多いです。
- 本人確認をする。マイナンバーカードや運転免許証などの書類を、スマホで撮影して送ります。
- 口座が開くのを待つ。審査や、書類のやり取りで、数日から1〜2週間ほどかかることがあります。
- 積立の設定をする。買う商品、毎月の金額、クレカ積立を使うかどうかを決めます。
※ 口座の開設や、NISA口座の申し込みに、費用はかかりません。
よくある質問
- 証券会社は、複数開いてもいいですか?
- 証券口座そのものは、複数の会社で開けます。ただ、NISA口座は、1人1つの金融機関でしか使えません。
- あとから、証券会社を変えられますか?
- 変更できますが、1年に1回までです。変更したい年に、すでにNISA口座で買い付けをしていると、その年は変更できません。手続きにも手間がかかります。
- 少ない金額でも始められますか?
- 100円から積み立てられる会社が多いです。まずは、無理のない金額で始めて、慣れてから増やす方法もあります。
- クレカ積立は、必ず使ったほうがいいですか?
- 必須ではありません。ただ、同じ金額を積み立てても、ポイントが貯まる分だけお得になる可能性があります。カードの年会費や条件も、あわせて確認しましょう。
まとめ
迷ったときは、「いつも貯めているポイントが貯まる会社」を選べば、大きな失敗は少ないはずです。商品の選択肢を広くしたいならSBI証券、楽天ポイントを使うなら楽天証券、というように、自分の生活に合わせて選びましょう。
NISAは、始めるのが早いほど、時間を味方にできます。口座を開くだけなら、お金はかかりません。まずは1社、選んでみてください。




コメント