電気代を安くするなら、まずは「電力会社・料金プランの見直し」から。そのうえで、一人暮らしは「契約」、家族世帯は「使い方」を見直すのが近道です。
この記事では、電気代を安くする7つの方法を、一人暮らしと家族世帯のそれぞれに分けて紹介します。最後に「あなたの世帯はどこから始めればいいか」の早見表もあります。
こんにちは、ノブです。都内で不動産営業をしながら、元浪費家から資産形成に取り組んでいます。
スマホ料金の見直しの次は、電気代の見直しをすることにしました。恥ずかしながら、今まで電気代の明細すら見ていませんでした。クレジットカードの履歴を見てみると、月14,000円の数字が……。見直した結果、月7,200円まで下げられました。
使っていた電力会社は、引っ越しのときに業者にすすめられたところ。オール電化とはいえ、一人暮らしでこの金額は異常ですよね(笑)。
電気代は毎月必ずかかる固定費です。一度見直すだけで、何もしなくても毎月コツコツ節約が続きます。僕と同じように「なんとなく」で契約したままの人は、ぜひ一緒に見直してみてください。
まずは自分の電気代をチェック
見直しの前に、自分の電気代が高いのか安いのかを確認しましょう。総務省の家計調査をもとにした、世帯人数別の1か月あたりの平均は次のとおりです。
| 世帯人数 | 電気代の平均(月額) |
|---|---|
| 一人暮らし | 6,756円 |
| 2人世帯 | 11,890円 |
| 3人世帯 | 13,593円 |
| 4人世帯 | 13,862円 |
| 5人世帯 | 15,196円 |
| 6人以上の世帯 | 17,082円 |
※ 2人以上は2025年5月〜2026年4月の直近12か月平均、一人暮らしは2025年(1〜12月)の平均。出典:総務省統計局「家計調査」(セレクトラの集計より)
ちなみに僕の月14,000円は、一人暮らしの平均の約2倍。2〜3人世帯並みの金額でした。この平均より高い人は、見直しで下げられる余地が大きいです。平均以下の人も、契約しているプラン次第でまだ安くなる可能性があります。まずは明細や電力会社のアプリで、先月の金額を確認してみてください。
7つの方法の一覧
| 方法 | 内容 | 始めやすさ |
|---|---|---|
| 1 | 電力会社・料金プランを見直す ↓ | 手続きあり |
| 2 | アンペア契約を見直す ↓ | 条件を確認 |
| 3 | 時間帯別プランを活用する ↓ | 条件を確認 |
| 4 | 電気とガスをセットにする ↓ | 手続きあり |
| 5 | エアコンの使い方を変える ↓ | すぐできる |
| 6 | 冷蔵庫・照明を見直す ↓ | すぐできる |
| 7 | 待機電力をカットする ↓ | すぐできる |
※ 始めやすさは、手続きの手間をもとにした目安です。
方法1〜4:契約を見直す
電力会社・料金プランを見直す
いちばん効果が大きく、手間が少ないのが電力会社の乗り換えです。申し込みはネットで完結し、工事も基本的に不要です。一度手続きすれば、あとは何もしなくても節約が続きます。
一人暮らし
使用量が少ないので、基本料金が安い、または0円のプランが向いている。
家族世帯
使用量が多いほど、電気の単価の差が大きく効いてくる。
アンペア契約を見直す
東京電力エリアなど、アンペア数で基本料金が決まる契約では、アンペアを下げると基本料金も下がります。今のアンペア数は、明細か分電盤(ブレーカー)で確認できます。
一人暮らし
必要以上のアンペアで契約していることがあり、下げられる可能性が高い。
家族世帯
電子レンジやドライヤーを同時に使うとブレーカーが落ちやすいので、下げすぎに注意。
時間帯別プランを活用する
夜間や休日の電気が安くなるプランもあります。洗濯機や食洗機を安い時間帯に回すだけで、電気代を下げられます。
一人暮らし
平日の昼間は家にいない人に向いている。
家族世帯
共働きで日中は留守がちな家庭向け。日中も家に誰かいる家庭は、かえって高くなることもある。
電気とガスをセットにする
同じ会社で電気とガスを契約すると、セット割引が受けられることがあります。支払いや管理が1か所にまとまるのもメリットです。
一人暮らし
ガスの使用量が少ないと割引も小さいので、電気単体で安い会社のほうが得なこともある。
家族世帯
風呂や料理でガスをたくさん使うので、セット割の効果が出やすい。
方法5〜7:使い方を見直す
エアコンの使い方を変える
家庭の電気代の中でも、エアコンは特に大きな割合を占めます。少しの工夫で大きく変わります。
- 設定温度は、冷房を高め、暖房を低めにする
- フィルターを2週間〜1か月に1回掃除する
- 扇風機やサーキュレーターで空気を回す
- こまめにオン・オフしない(短い外出なら、つけっぱなしのほうが安い場合もある)
一人暮らし
部屋が狭いぶん、カーテンや断熱シートで窓からの熱を防ぐだけでも効果が出やすい。
家族世帯
各部屋でバラバラに使うより、リビングに集まって1台を使うほうが節約になる。
冷蔵庫・照明を見直す
冷蔵庫は24時間動き続ける家電です。照明は、白熱電球や蛍光灯が残っていれば、LEDに替えるだけでOKです。
- 冷蔵庫に食品を詰め込みすぎない
- 冷蔵庫は壁から少し離して置く
- 季節に合わせて、冷蔵庫の設定を「弱」にする
- 照明をLEDに替える
一人暮らし
照明のLED化など、お金をかけずにできるものから始める。
家族世帯
10年以上使っている大型冷蔵庫なら、省エネモデルへの買い替えで電気代が下がることもある。
待機電力をカットする
テレビやパソコンなどは、使っていないときも少しずつ電気を使っています。スイッチ付きの電源タップを使えば、まとめて切れて便利です。
一人暮らし
外出が多い人ほど、留守中の待機電力を切る効果がある。
家族世帯
家電の数が多いぶん、待機電力も積み重なる。家族でルールを決めるのがコツ。
早見表:あなたの世帯はここから
7つ全部を一度にやる必要はありません。世帯のタイプごとに、効果が出やすい順番をまとめました。
| 世帯タイプ | 1番目 | 2番目 | 3番目 |
|---|---|---|---|
| 一人暮らし | 方法1 電力会社 | 方法2 アンペア | 方法3 時間帯別プラン |
| 家族世帯 | 方法1 電力会社 | 方法5 エアコン | 方法4 電気・ガスセット |
※ どちらの世帯も、まずは方法1から。一度手続きすれば、あとは何もしなくても節約が続きます。
やる順番と、私の見直し体験
今日すぐできるのは、明細で電気代を確認することと、方法5〜7の使い方の見直しです。そのあと、方法1の電力会社の見直しを、条件を確認してから進めると失敗が少なくなります。
- 見直す前の電気代
- オール電化の部屋に一人暮らしで、月に約14,000円。電力会社は、引っ越しのときに業者にすすめられたところのまま。
- 気づいたきっかけ
- 明細は見ていなかったので、クレジットカードの履歴で初めて金額を知りました。一人暮らしの平均の約2倍です。
- やったこと
- 他社と比較して、自分に合った電力会社に乗り換え。あわせて、方法2〜7も実践しました。
- 見直した後の電気代
- 月14,000円 → 月7,200円。毎月6,800円、1年で約8万円の節約になりました。
- 今の感想
- 無理せずこれだけの金額が毎月減ったので、NISAへの入金力が上がって最高です(笑)。
節約というと「我慢」をイメージしがちですが、固定費の見直しは一度やれば終わりです。浪費家だった僕でも続けられているのは、この「仕組みで節約する」考え方のおかげです。浮いたお金は、新NISAでS&P500の積立に回しています。
▶ 通信費も見直したい方へスマホ料金を安くする6つの方法を見る › ⌂ 準富裕層への道トップページに戻る ›


コメント